マメ雑

音楽ユニット「ソラマメです」のメンバー ゆげマメ子の、もやもやっとしたものをまとめるところ。雑多としたもの。

コロナめ part3 〜これが私達の生きる道〜




近ごろ私達は 悩ましい感じ。





自分で言うなって感じですが、非常に苦しい決断でした。

様々なご意見があるかと思います。
残念に思われた方もいらっしゃると思います。
今から書くことは言い訳のように聞こえるかもしれませんが、結論だけで十分だという方にもご一読いただけたらありがたいです。

よろしくお願いいたします。



冒頭の画像の文章が全てですが、その決断に至った経緯や思いを記させてください。

まずは活動再開への経緯を簡単に…










いや、長くなる気がする…!!!)





(覚悟しておいてください^^;)






昨年9月よりソラマメですはライブ活動を休止しました。“ライブ活動のみ休止”といっても今年1月までは実質ラジオ収録しかしていない状態でした。

ソラ美さんにとってもそうかもしれませんが、私個人としては活動再開の目処が立ったのは奇跡のように思っています。

大袈裟だと思われるかもしれませんが(^_^;)身体的に何かあったということではなく精神的な意味合いで、です。またここに戻ってこられたことに不思議な感覚でいます。(体はいたって健康!少し太っちょになった以外は…ゴニョゴニョ)


休止中はギターも全然触っていませんでした。
こんなに弾かなかったのはいつ振りだろう…というくらいに。

意欲が湧かず気分も落ち込み…。活動再開の“か”の字もイメージできない状況だったんですけど、そんな中でも生活はきちんとしようと思っていました。原点に立ち返りバイトをちゃんとしようと。音楽がやりたくて面白い事がやりたくて迷いがなかった頃のように、できればやりたくないけどちゃんとバイトをしてお金を稼いで生活をしようと。きつくても両立できてたんですよね、あの頃は。

なのでしばらくの間、“音楽をしている人”から“普通に生活する人”をやっていました。

今思えばそれがすごくよかったんだと思います。今年に入ってライブ活動休止の期限が見え隠れして嫌でも意識せねばならなくなってもどこか踏ん切りがつけられなかったのですが、何がきっかけか全くわからないのですがある時から急に気持ちが起きてきて。「よし、またやろう!」って思えたんです。

ソラマメ(です)を始めたての時のような勢いはないですが、その時と同じくらいのワクワク感が出てきました。

本当に何がきっかけだったのかわからないのですが、駆け込みセーフな感じで気持ちが戻って参りました!笑

戻る前の閉鎖的な時でもメロディが思いついたら録音はしていたのですよ。細かく言えば音楽を全くしていなかったというわけではないのですが…それは後日話すとして。

前置きが長くなりましたが、4月17日はそんなこんなを経ての活動再開ライブです。蘇ったような生まれ変わったような…まずこのライブをやらないと始まらない、ソラマメですが始められない!という気持ちです。

今年に入り新型コロナウイルスについて警戒はしていましたが、4月の活動再開ライブの時までには落ち着いているだろうと当初は甘く見ていました。ですが先月末の自粛要請に始まり日本だけでなく世界の情勢が刻一刻と変化し、残念ながら収束するにはまだまだ時間がかかりそうです。

そんな中、先日綴った「コロナめ」という記事でも自分の考えを示しましたが、今回私達がした決断に関してもライブ活動休止中での生活が大きかったように思います。

個人的な話になりますがバイトで友達ができました。
近年は、話をする同僚的な関係しか作ってこなかったんですけど、私の中で “友達”と呼びたい人が二人できまして。その人達の影響があったように思います。

全然ちがう、自分とは異なる人生を歩んできた二人。
その二人と話すたわいもない事や今までの暮らしを聞いていると、自分がかつてしてきた苦労とか悩みとかがちっぽけに思えたし大したことなかったなぁと思えたのです。

そして、自分の視野がすごく狭かったように感じました。

例えば今回のコロナに関することにしろ、何が問題で何が大変なのか、それぞれの立場では捉え方が全然違う。

それぞれの立場の意見を気にしすぎるとどうすべきなのかずっと悩んでしまうので視野を広げすぎても問題なのですが、何にその人が困っていてどんな状況なのか知ることは大事だなと思いました。

話があっちこっちしているかもしれませんが…そんなコロナウイルスにおける現在の状況に、ソラマメですはとことん向き合いました。
話し合いを重ねました。議論しました。
賛否あるかと思いますがこれが私達の決断です。

迷いはあります。
特に4月19日のライブをキャンセルしたことは心苦しい思いでいっぱいです。
早すぎる選択だと思います。「ライブを放棄した」と思われる方もいらっしゃるでしょう。

本来でしたら4/17を通常ライブにするか無観客配信ライブにするかを決める時に一緒に決めたかったのですが、冒頭の文章でも説明していますが、判断が遅いうえに出演キャンセルとなると会場の〝Live Garage 秋田犬〟さんや他の出演者様にご迷惑をかけてしまうので早めに決定させていただきました。

出演を楽しみにしていただいていた皆様には深くお詫びいたします。申し訳ございません。


「こんな時だからこそ生でライブを届ける」「いつも通り変わらず届ける」
その選択も理解できます。
しかし私達はお客様の健康と安全を考慮し、その上で安心してライブを届けたいです。

「少人数しか集まらないのに心配しすぎ」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが…私達の意識は10人20人だろうが、100人200人だろうが、1000人2000人だろうがライブを開催するという意味では同じなのです。

 


そうだよ!意識はあるけど見合ってないのさ!!











うえーーんっ(((((( ;∀;) 









…はい。


あと、あと!
お客様の安全が大事なのは勿論なのですが!今回の結論に至った一番の理由は…




Live Garage 秋田犬 を潰したくない。」






そうなんです。これなんです。
私達ソラマメですの唯一のホーム・秋田犬を守りたい。

今回のコロナウイルス関連で一番ダメージを受けているのはライブハウスではないか…と思うくらいの連日の報道。風評被害。

自粛をせずライブをする皆様。泣く泣くイベントを中止・延期する皆様。ものすごく配慮しながら営業されるスタッフの皆様。

形は違えどみんな失いたくない一心で行動しているのだと思います。

私達は長い目で見ての判断です。
無観客ライブになっても絶対次へ繋げます。秋田犬にお客様を呼びます。たくさん呼びます。何年も使わせていただいてるけど恩返しが出来ていないので必ず…!!

私達ソラマメですのライブを生で直接見てもらうことが叶わず配信になったとしても、配信でしかできないアプローチでライブをするつもりです。

どちらにせよ楽しい復活ライブにします!!

ぜひ私達の再開を見届けてください。



★ご予約はこちらから★

https://www.secure-cloud.jp/sf/sp/1535811427HgDJvsqq


⬆︎冒頭の文章にも書いてありますが、チケットは全てお取り置きです。
通常ライブでも無観客ライブでもキャンセル料は発生しません。安心してご予約ください。



長文失礼しました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

先が見えず不安な日々が続きますが、体調的にも精神的にもご自愛くださいませ。



少しくらいは 不安だってば
これが私の生きる道         
                          
              『これが私の生きる道/PUFFY』より



奥田民生さん作詞。改めて全部の歌詞を読むと深いです。
力の抜けた曲調に歌詞も一見緩そうなのに芯が通っている。
「これが私の生きる道」と言い切る潔さ。


それをあの当時、あのPUFFYが歌っていた。


うん、魅力でしかないね。



      


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